Kさん 営業開発部 2017年入社
段取りがすべて
イメージとの相違を肌で感じる
Kさんは、学生時代はバリバリの文系で、「日本とアメリカの文化比較」を研究するなど、建設業とは関連がない分野で当時は就職を考えていたそうです。大学卒業後は、リーマンショックの影響もあり、なかなか就職が決まらず、語学勉強を兼ねてフィリピンやオーストラリアに約1年留学、その後、縁あってグラン・クリエイトに入社。

入社当時は「内装業と聞いて全くピンときませんでした。建築現場のイメージが強く、現場管理=職人で、ずっと現場にいて力仕事に近い仕事だと思っていました」とのこと。
実際は、「弊社では、現場に出る社員は、施工管理者であり、現場で責任者として立つことはもちろんですが、書類作成や打合せなど事務的な業務が大半で、段取りが全て。全く当初イメージしていた仕事とは違いました」と経験してみてわかったことがあったようです。
入社後の配属は営業部門ですが、現場を知って仕事に繋げていくための経験として、1年目は現場管理業務に携わってきたそうです。
「最初の仕事は、内装工事だけで2億円で受注した大型案件の現場でした。新人ということもあって、今でも大変だった記憶があります。大型施設ともあって、フロアが広く、現場責任者の先輩社員にも1日に2~3回程度数分しか顔を合わすことがなく不安だらけだったこと、知識がないため現場の職人さんからの質問に答えられないもどかしさなど、緊張の毎日でしたね」
「ただそんな中でも、何か役に立てる仕事がないか、いつも探しながら過ごしていました。結果的には、材料の運び込みやゴミ出しくらいしかありませんでしたが、そんな雑用的な仕事も重要な仕事でした。大量のゴミが出るので段取りが悪いと、時間はどんどん押していきます。職人さんたちも作業しにくい環境にもなってしまう。現場で頭をフルに使って考えながら作業することや、現場責任者からの指示出しをしっかり確認することの大切さを痛感した毎日でした」

結果につながるまでの過程も学んだ
2年目以降は、本格的に営業業務に取り組んでいます。営業は、一言でいえば、新規顧客を獲得することが仕事です。会社の方針として決めたノルマとして、新規顧客案件で2億円以上受注することが今の目標とのこと。
その目標がある中でKさんの業務は「お客様とお話しすることがメインです。お話しする機会をつくるために、テレアポもしますし、既存のお客様や協力会社から情報をお聞きすることも大切な仕事です。他にも、弊社は飲食店が得意分野でもあるので、飲食店の上位ランキングを確認したり、今伸びている企業を新聞や企業のホームページにあるIR情報で調べてみたり。また、自社の立ち位置を確認のため、ライバル会社の顧客情報を調べるなどして、マーケティングをしておくことも重要です。」
常に情報収集しながらお客様との繋がりを大事にしているKさんが思う『やりがい』を聞いてみました。
「やりがいは、『仕事が取れる=売り上げに繋がる』ことが一番ですが、結果に繋がるまでの過程も面白さを感じます。
弊社のお客様は、全国チェーンで展開されている企業様が多いことから、担当される方も各業界の中で精通された店舗開発者や部長クラス、役員クラスの方になります。ビジネスに精通されたお客様とお話しする貴重な機会を多く持てることも営業ならではです」
「また、トップセールスとして社長や役員と同行して営業することもありますので、社長から直接ノウハウを学べたり、大きな仕事に繋げる役目として担当を任されたりすることが充実感にもなっています。実際に、ある大手企業の営業のために社長に同行し、岡山まで出張することがありました。普段、社長と長時間お話しすることはありませんので、長距離移動の道中で会社の方針や営業手法、その他ざっくばらんにダイレクトにお話しいただいたことは深く記憶に残っていますし、とてもモチベーションが上がる仕事でした。」

形のないものを如何にアピールするか
日々、やりがいを感じながらも、営業の難しさを聞いてみると、
「モノを売っているわけではないので、とても結果に結び付きにくいのが悩みです。弊社のスキルを如何にしてアピールするかが勝負ですので、そのために、社内外で良好な人間関係を築き、お話を聞いて頂ける機会を作っていくことが大切だと考えています」
営業としてグラン・クリエイトの良さや強みはどこでしょうか?
「弊社の強みは中小企業ではありますが、社員数が多いので小回りが利くこと、大手ではなかなかできない直接的なアフターフォローが可能であることだと思っています。また、チェーン展開されているお客様と長くお付き合いさせていただいているので、商業施設への対応は安心してお任せいただきたい、それが強みですね」
最後にグラン・クリエイトのおすすめポイントをお願いします。
「若いうちから責任を持って仕事ができるのがグラン・クリエイトの良さです。20~30代の若い人が多いので、相談し合いながら、切磋琢磨できる仲間ができると思いますよ」